2019フォトコンテスト
藤沢野焼祭実行委員会は10月2日、一関市役所藤沢支所で「縄文の炎・藤沢野焼祭2019フォトコンテスト審査会」を開きました。審査の結果、写真の部は、北上市の小松原厚さんの作品「縄文の炎に包まれて」が、スマートフォンの部は栗原市の菅原光宏さんの作品「熱陶の足跡」が最高賞に選ばれました。今年12回目のコンテストは、「縄文」をテーマに作品を募集。写真の部に62点、スマートフォンの部に23点の応募がありました。審査員は、皆川栄光さん(皆川写真館代表)、熊谷輝夫さん(トーバン印刷常務取締役工場長)、佐藤和幸さん(一関市広聴広報課長補佐)の3人。第1次審査、第2次審査、第3次審査の3段階で審査をしました。写真の部で特選に選ばれた「縄文の炎に包まれて」は、焼成する人がゆらゆら燃える炎と煙に包まれた幻想的な一枚。見事なシャッターチャンスや計算された露出など高い技術が評価されました。スマートフォンの部で頂点に立った「熱陶の足跡」は、今年初めて開催した「熱陶甲子園」の作品を撮影した一枚。焼成で割れてもなお、真っ赤なたすきをつなごうとする不屈の精神が印象的で、最高評価を得ました。入選作品は、11月2、3の両日開かれる「第9回一関市藤沢町文化祭」に展示するほか、2020年10月まで藤沢文化センターロビーに展示します。
【写真の部】
特選 「縄文の炎に包まれて」 小松原 厚(北上市)
準特選 「火炎の中で」 高橋 弘(花巻市)
準特選 「真夏の炎」 小野寺 恒夫(一関市)
入選 「フェスティバル・シンボル」 三浦 明彦(登米市)
入選 「少女」 小野寺 恒夫(一関市)
入選 「炎陽を喰らう」 菅原 光宏(栗原市)
入選 「縄文の宵」 小松原 厚(北上市)
入選 「月夜の炎火」 高橋 弘(花巻市)
【スマートフォンの部】
特選 「熱陶の足跡」 菅原 光宏(栗原市)
準特選 「灼熱の予感」 石岡 道子(仙台市)
入選 「縄文の漁火」 廣瀬 欣孝(大崎市)
入選 「縄文を学ぶ~そして~受け継ぐ」 内藤 由佳(仙台市)
入選 「いい子だね」 渡邊 郁子(塩竈市)